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表門は享保17年(1732)に建立されたと伝えられます。切妻造、本瓦葺の一間薬医門です。
本柱間を7.5尺にとる比較的小型の薬医門となります。「聖満山」の額は明和3年(1766)のものです。
三面大黒天は正面に大黒天、右面に毘沙門天、左面に弁財天の3つの顔をもつ合体神です。
正面の大黒天様は、人々の食生活を守り、財産をもたらしてくれる神様です。右面は毘沙門天で、戦いの神様です。左面は弁財天で美と才能と学問を司る神様です。つまり、この世での現実的な成功をもたらしてくれる必要不可欠なものを備えているのが、この三面大黒天です。
大福寺の三面大黒天は江戸時代に作られました。
客殿は寛政11年(1799)に建立されたと伝えられます。入母屋造、本瓦葺で前後2列に各3室ずつ並ぶ、いわゆる方丈形式の平面をとる簡素な建物です。
持仏堂には阿弥陀三尊、不動明王、毘沙門天、地蔵菩薩、歴代住職の位牌等をおまつりしています。
客殿
本堂並びに客殿
客殿持仏
客殿北庭
大福寺の本堂は入母屋造、本瓦葺で前に向拝が付いた建物です。欄間には阿吽形の龍が彫刻されています。
本尊は阿弥陀三尊で、脇侍として不動明王、愛染明王、さらにその周りには毘沙門天などが安置されています。
平成15年4月に本堂と大師堂(宝形造)を再建しました。
本堂内陣
本堂並びに大師堂
本堂龍欄間(吽形)
本堂龍欄間(阿形)